ガンと生殖医療
先日、講演会に参加して勉強してきました。
そこでのテーマは
「ガンと生殖医療」
生殖医療が発展し、技術的にもある程度確立されている今、新たな取り組みとして大変注目されています。
特に、小児ガン。自身が妊娠できる可能性をどのように残すのか、たいへん大きな課題です。
問題点
- 自身の生殖器付近に放射線をあて治療しなければいけないことがある。
- 生殖器に強い影響がある抗がん剤を摂取しなければいけないことがある。
- 近年の若年者ガン治療後生存率が80%を超えており、治療後の未来をどのように約束するのか。
- 高額な治療費と将来の不安
- 公的な補助を国がしていない。各自治体で行っているところもある。
最近わかったこと
- 卵巣凍結により約120例の出産例が報告されている
- 卵巣凍結と卵子凍結の生産効率は同じと考えられる。ただし検討数が少なくレビューもほとんどない
- 治療により卵巣年齢は約10歳年をとる
- 治療により卵巣の機能は低下するが、質は低下しない
- 20歳未満の若年者の場合、治療後も卵巣機能を保っている場合が多い。
- 医師、ガン認定看護師、生殖医療心理士の支援が不可欠
日本で医療目的の卵巣凍結・卵子凍結が行える施設は以下のとおり(2017年4月7日現在)
- 未受精卵子・卵巣組織 32施設
- 未受精卵子のみ 37施設
- 卵巣組織のみ 1施設
0コメント