2018.07.22 18:52ガンと生殖医療先日、講演会に参加して勉強してきました。そこでのテーマは「ガンと生殖医療」生殖医療が発展し、技術的にもある程度確立されている今、新たな取り組みとして大変注目されています。特に、小児ガン。自身が妊娠できる可能性をどのように残すのか、たいへん大きな課題です。問題点自身の生殖器付近に放射線をあて治療しなければいけないことがある。生殖器に強い影響がある抗がん剤を摂取しなければいけないことがある。近年の若年...
2018.07.13 16:08妊娠しやすい時期は排卵前の6日間「Fertility Window」日本語に直訳すると「妊娠の窓」。つまり、妊娠しやすい期間のこと。多くの研究で、正常な生理周期の女性は「排卵前の6日間(排卵日を含む)」が最も妊娠しやすいと報告されている。生理周期8日目(排卵5日前)から12日目(排卵日)までに妊娠できる確率は3倍にアップする。特に排卵前3日間が妊娠できる期待が大きい。生理周期21日目(排卵9日後)では妊娠率は2%以下。年齢が上が...
2018.07.11 08:37不妊は「病気」である不妊とは赤ちゃんを産むための生殖システムの障害によって引き起こされる「病気」です。世界では不妊は病気であると考えるのが一般的です。一部の国では条件付きではありますが、不妊治療が保険適応されています。世界では45歳を超えた女性は赤ちゃんを産むことが1%以下であることが一般的に知られています。ですので日本でいう高齢不妊は当てはまりません。染色体や卵巣・子宮に問題がなければ、不妊治療を行うことで約80%...
2018.07.08 05:43タバコを吸うと妊娠するまでに時間がかかるタバコは百害あって一利なし。それは妊娠・出産にも同じことが言えます。もし今タバコを吸っていても、やめることができれば妊娠に関するタバコの影響を緩やかにすることができます。女性への影響卵巣にある卵子の数が急減する閉経が年早まる体外受精で得られる卵子が少ない、妊娠率が低い子宮外妊娠する確率が増加する切迫早産、早産のリスクが高まる男性への影響精子濃度、運動率、スピードが低下する男性不妊との明確な因果関係...
2018.07.07 09:12不妊治療の目標1回の妊娠で、一人の赤ちゃんを出産解説医学的には双子や三つ子などの「多胎」はお母さんや赤ちゃんにリスクが大きい。また、医療機関もリスクに備えた設備の充実、医師・助産師の確保、医療訴訟への不安など、リスクが大きくなります。「一人の健康で元気な赤ちゃんを、お母さんに安全に産んでもらう」これがわれわれ医療者の願いでもあります。お母さんへのリスクつわりが強い妊娠高血圧症候群にかかりやすい切迫早産・早産にな...
2018.07.04 15:14凍結タンクを枯らして卵子や胚を失う、アメリカ、医療事故アメリカ オハイオ州のOhio Fertility Centerで実際に起こった事件です。4,000 Eggs and Embryos Are Lost in Tank Failure, Ohio Fertility Clinic Says概要●凍結タンクの管理を怠り、液体窒素を枯らしてしまった。●4000個以上の凍結卵子、凍結胚、凍結精子を失った●被害患者は約950人●液体窒素の管理アラームのス...